
人生初の小説が完成した!
高々5000字に満たないので,ショートショートと呼ぶレベルの小品ですが,自分の最初の作品というのは感慨深いものがあります.
ショートショートなので,言ってしまえば「一発ネタ」
最後のオチに向かうための伏線を積み上げていって,最後に「あ,なるほど!」と思わせるスタイル.星新一のような系統です.
それに今回は私の普段の仕事に直結する内容だったので書きやすかったけど
これが全く経験のないことを書くとなると,なかなかこうはいかないだろうね.
作家の中には,あまり仕事をしないで引きこもって書いてる人がいるらしいけど,よく書けるなと感心してしまいます.
そう思ってしまうのは,まだまだ私の筆致が未熟な証拠.
松本清張や山崎豊子の小説を読んで,文体を研究しないといけないと思ってます.
今回のショートショートは少々自信があるので,文学賞にも応募してみたい.でも有名どころは今年の応募が終了してしまったらしい.
なので,もう少し寝かせておいて,来年応募する..
1次選考にでも残れば自信になるかなと思ってます.
将来的には,定年退職する頃に作家デビューしたい.
本が売れない時代ですから,作家になっても食べていくのは容易ではないでしょう.でも,定年退職後であれば,年金収入があるので収入には困らない(贅沢はできないけど).
「そんな心構えじゃダメだ!」
と叱られるかもしれませんが(笑),アマチュアだからこそ大衆に迎合せず「書きたいものを誰にも忖度せずに書ける」というメリットがあるように思うのです.
プロになって生活がかかってくると,そんなこと言ってられない.
松濤館空手の達人、浅井哲彦は「空手を商品化するな.他の仕事をして、空手はサイドで教えるのだ」と言ってます.
商品化する,即ち「空手のプロ」になるということは,弟子が客になるということ.プロである以上,客の要望に応えなければ商売にならない.
そうすると,空手が本来あるべき姿を失っていく.
そんな教えだと思います.
自分の理想を求めたり,自分のやりたいことにこだわるなら、あえてプロを目指さない.
それも一つの価値観だと思ってます.
「激突メシあがれ」というアマチュア料理家の対決番組があります.
出演者の中には,プロが驚くような調理をする場面が出てきます.
プロは出来るだけ原材料費を抑えて,出来るだけ短い時間で効率よく調理して,コスパとタイパを極限まで高めて,売り上げを伸ばそうとする.
当然だと思います.
でも,アマチュアはコストを度外視してよい.どんなに時間をかけてもよい.客の好みに迎合する必要もない.
だからこそ,時にはプロでも驚くような調理法が出てきたりする.
私は「アマチュアの作家」として自分の書きたいものにこだわっていきたい.
老後の楽しみの1つとして.
65過ぎにデビューして,そこから大衆に迎合して売れるものをしぶしぶ書いていくのはさすがにつらい.第一そんな高齢になってから売れるものが書けるとも思えないしね.